未来の学びと持続可能な発展・開発研究会では、全体、及び、メンバーがSDGsワークショップを考案、実施している。
それだけでなく、SDGsワークショップを学的に分析し、改良している。
主なものは下記の通り。
・SDGsを自分事化するツールとしてSDGsおでん(村山史世・相場史寛)
・身近な地域課題とSDGsを関連づけるワークショップ(陣内雄次)
・これまでの取組とSDGsの関連を理解し、達成に貢献できるターゲットを明確にするワークショップ (高橋朝美)
・「持続可能性」を体感するためのSDGsワークショップ(石井雅章)
・SDGsを活用して市民、企業、自治体で地域課題の解決を目指す」(長岡素彦)
・環境再生保全機構 若手職員ワークショップ(滝口直樹)
・学生と共に学ぶSDGsワークショップ (村松陸雄)
また、このSDGsワークショップを論文にしている。
「2015年9月に2030アジェンダ・SDGsが採択されて以来、わが国では内閣に持続可能な開発目標(SDGs)推進本部を設置し、持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議での協議や持続可能な開発目標(SDGs)実施指針の公表、2017年には第1回ジャパンSDGsアワードの表彰などSDGsの普及啓発活動に努めている。2018年は環境省の「持続可能な開発目標(SDGs)を活用した地域の環境課題と社会課題を同時解決するための民間活動支援事業」や内閣府地方創生推進事務局の「SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業」など、政策としても市民や事業者、自治体に対する政策が動き出している。企業や市民セクターでもSDGsは自らの活動を見つめ直し評価する共通言語として注目されている。
ところで、SDGsは持続可能な開発のためのアジェンダ(以下2030アジェンダ)の一部である。アジェンダとは、ビジョンを共有した多様な主体が持続可能性のための価値を共創するための自主的な行動計画である。SDGsの17のゴールと169のターゲットは最低限の達成目標であるが、それ以上の目標を設定した行動計画を設定しても構わない。課題の相互関連性と解決のための多様な主体の連携・協働(マルチステークホルダー・パートナーシップ)に基づいた良き統治を志向するというSDGsの構造さえ押さえておけば、主体的なアジェンダの設定を行ってよい。その際に、自らの現状と、自分たちの課題と資源を把握したうえで、SDGsと自分たちをつなげ、SDGsを「自分事化」する必要がある。
村山・相場はSDGsを自分事化するツールとしてSDGsおでんを開発し、大学の講義などのワークショップで活用している。このツールは、「未来の学びと持続可能な発展・開発研究会(みがくSD研」のメンバーの協力・助言を得ながら漸進的に改善を図っている。またみがくSD研のそれぞれのメンバーも、SDGsを自分事化することの重要性を共通認識として有し、個人あるいはチームでSDGsを自分事化するワークショップを開催している。本稿は、みがくSD研メンバーが実施したSDGsワークショップの6つの事例を紹介する。6つの事例は、いずれも自分たちの「課題」が出発点であり、自分たちの「課題解決」のためにSDGsを活用している。
6つの事例は、次節で詳述する「自分事化のフェーズ」に基づいて整理している。第3節以降では、各事例の企画者ないしファシリテータ事例を紹介し、文末にはワークショップの企画シートを添付した。」
「2030アジェンダ・SDGsを理解し、自分事化するためのワークショップの実践ー6つの事例と自分事化のフェーズ」
Case Reports of Workshop focused on Facilitating Self-inclusion within the 2030 Agenda for Sustainable
Development and SDGs
村山 史世・石井 雅章・陣内 雄次・高橋 朝美・滝口 直樹・長岡 素彦・村松 陸雄
「2030アジェンダ・SDGsを自分事化するためのツールの開発」
村山史世・相場史寛
日本環境教育学会関東支部年報 (12) 33-36 2018
「日本環境教育学会関東支部大会 オンラインSDGsワークショップの可能性」
村山史世,清水玲子,小林久美子,松田剛史,勝浦信幸,石井雅章
日本環境教育学会関東支部大会 2021
「SDGsモノクロアイコンワークショップの実践事例~ 3つ の実施形態を考察する~」
松田剛史 (藤女子大学)
日本環境教育学会北海道支部大会 2021
第3回Musashino SDGs Award奨励賞受賞
「SDGsのモノクロアイコンを活用して、持続可能な開発のためのゴールと未来のビジョンやアジェンダ(行動指針)を体験的かつ協働的に考える「オンラインSDGsワークショップ」を開発した。
葛西妃南 環境システム学科4年
村山 史世、滝口 直樹、石井 雅章、松田 剛史、長岡 素彦、田中 優、畑 正夫、清水玲子、小林 久美子、勝浦 信幸
SDGsから自分達のゴールを考えるワークショップ
企画概要
SDGsは知っていても、自分たちとどんなつながりがあるか? 持続可能な世界を創造するために、何をしなえればいけないのか? 本ワークショップでは、みなさんと一緒に、SDGsのアイコンを活用して、持続可能な開発のためのゴールと未来のビジョンやアジェンダ(行動指針)を体験的かつ協働的に考えてゆきます。 SDGsは、課題に満ち溢れた世界を持続可能な世界へ変革してゆくためのヒントです。
出展者名 未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)
企画番号 1506
配信日時 11月15日(日)14:45-16:45
サイエンスアゴラ2020 オンライン
開催日程:11月15日(日)~22日(日)
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2020/planning/planning_1506.html
リンク先のYoutubeの15分30秒頃からWS開始(それまではイメージ映像)
2021/3/20 第3回Musashino SDGs Award奨励賞受賞
「SDGsのモノクロアイコンを活用して、持続可能な開発のためのゴールと未来のビジョンやアジェンダ(行動指針)を体験的かつ協働的に考える「オンラインSDGsワークショップ」を開発した。
未来の学びと持続可能な発展・開発研究会では、全体、及び、メンバーがSDGsワークショップを考案、実施し、それだけでなく、SDGsワークショップを学的に分析し、改良しています。
今回のSDGs オンラインワークショップ研究会 (未来の学びと持続可能な開発・発展研究会)では、今まで共同で行ってきたSDGs オンラインワークショップワークショップを検討しました。
これまで実施してきたSDGsワークショップについては、「2030アジェンダ・SDGsを理解し、自分事化するためのワークショップの実践ー6つの事例と自分事化のフェーズ」という論文になっています。
打ち合わせ 「SDGsから自分達のゴールを考えるワークショップ」オンライン サイエンスアゴラ2020(JST主催)
リハーサル 「SDGsから自分達のゴールを考えるワークショップ」オンライン
日程:2020年10月10日 場所:ZOOM
未来の学びと持続可能な発展・開発研究会では、全体、及び、メンバーがSDGsワークショップを考案、実施し、それだけでなく、SDGsワークショップを学的に分析し、改良しています。
今回のSDGs オンラインワークショップ研究会 (未来の学びと持続可能な開発・発展研究会)では、今まで共同で行ってきたSDGs オンラインワークショップワークショップを検討しました。
これまで実施してきたSDGsワークショップについては、「2030アジェンダ・SDGsを理解し、自分事化するためのワークショップの実践ー6つの事例と自分事化のフェーズ」という論文になっています。
SDGsワークショップの検討
日程:2020年9月12日 場所:ZOOM
未来の学びと持続可能な発展・開発研究会では、全体、及び、メンバーがSDGsワークショップを考案、実施し、それだけでなく、SDGsワークショップを学的に分析し、改良しています。
今回のSDGs オンラインワークショップ研究会 (未来の学びと持続可能な開発・発展研究会)では、今まで共同で行ってきたSDGs オンラインワークショップワークショップを検討しました。
これまで実施してきたSDGsワークショップについては、「2030アジェンダ・SDGsを理解し、自分事化するためのワークショップの実践ー6つの事例と自分事化のフェーズ」という論文になっています。
SDGsワークショップ(自分ごと化)の検討
日程:2020年8月15日 場所:ZOOM
「未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研究会)」では藤女子大学でオンラインSDGsワークショップを行いました。
日程:2020年8月11日(火)
場所:オンライン
未来の学びと持続可能な発展・開発研究会では、全体、及び、メンバーがSDGsワークショップを考案、実施し、それだけでなく、SDGsワークショップを学的に分析し、改良しています。
今回のSDGs オンラインワークショップ研究会 (未来の学びと持続可能な開発・発展研究会)では、今まで共同で行ってきたSDGs オンラインワークショップワークショップを検討しました。
これまで実施してきたSDGsワークショップについては、「2030アジェンダ・SDGsを理解し、自分事化するためのワークショップの実践ー6つの事例と自分事化のフェーズ」という論文になっています。
SDGsワークショップ(ピジョンづくり)の検討
日程:2020年7月18日 場所:ZOOM
「未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研究会)」とモノファクトリーではSDGsワークショップを行いました。
日程:2019年7月1日(月) 〜2日(火)
場所:ナカダイ本社
2030年アジェンダSDGsについて、自分事してビジョンをつくり、事業や教育を検討した。
「未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研究会)」では仁愛大学でSDGsワークショップを行いました。
日程:2019年2月26日
場所:仁愛大学
未来の先生展2018で未来の学びと持続可能な開発・発展研究会は学生と「学生と共に学ぶSDGsワークショップ」を行います。
「学生と共に学ぶSDGsワークショップ」 (未来の学びと持続可能な開発・発展研究会)
時間:2018年9月16日(日) 10:00〜11:30
会場 :聖心女子大学 聖心グローバルプラザ 教室:アクティビティスペース
定員:50人
未来の先生展2018
http://www.mirai-sensei.org/
▼特徴
持続可能な開発目標の考え方やそれぞれの立場から目指すべきことについて、学生を交えたワークを通じて理解するワークショップです。SDGsについての単なる講義や与えられたワークをだたこなすのではなく、SDGsをテーマにしたワーク作りに関わった学生たちと共におこないます。
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▼詳細
2015年9月に国連が採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」において示された2016年から2030年までの国際目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)を、グループワークと成果物の共有をつうじて、体験的に理解をすることを目的としたワークショップです。
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SDGsでは貧困や環境など17の目標が提示されていますが、各目標はそれぞれ密接に関連しています。このワークショプでは、SDGsの目標をバラバラに捉えるのではなく、「目標どうしの関連性」について、わかりやすく理解することを目指します。また、世界中の人びとがゆたかで幸せに生き続けることができる「持続可能性」についての感覚を、ワークを通じてお互いに共有していきます。
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今回のワークショップは、日頃からSDGsの実践的研究に取り組む大学教員・NPO・行政・環境団体の関係者に加えて、現役の学生たちにも事前のワークづくりに関わってもらい、その学生たちと一緒になってグループワークをおこなう「多世代交流型ワークショップ」をおこないます。
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参加者の皆さんには、たんにSDGsについての知識を得てもらうのではなく、SDGsの考え方や意義を伝える次の担い手としての経験と感性を得られるワークショップにしていきます。
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持続可能な社会の実現に向けて、立場や世代を超えた学びの場を一緒に体験しましょう。
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▼対象
小学生(高学年)から大学生、社会人、保護者まで
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▼主催団体・登壇者
未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)
未来の学びと持続可能な開発・発展研究会は、異なる専門分野(社会学、法律学、環境心理学、行政、教育等)の実践的な研究者の分野横断的・越境的研究・実践団体です。
主なテーマは「持続可能な開発・発展・SDGs持続可能な開発目標」と「教育・PBL (Project Based Learning・Problem Based Learning)・ESD(Education for Sustainable Development)」の実践と研究です。未来の学びと持続可能な開発・発展研究会は自主研究だけでなく、学会や地域団体、学校、自治体、企業、CSO(NGO・NPO)などのマルチセクターと協働し、研究と実践を行っています。
https://sdgspbl.jimdo.com/
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石井 雅章 (Masaaki Ishii) / 神田外語大学
村松 陸雄 (Rikuo Muramatsu) / 武蔵野大学
村山 史世 (Fumiyo Murayama) / 麻布大学
長岡素彦(Nagaoka Motohiko)/一般社団法人 地域連携プラットフォーム
▼主催者からのメッセージ
未来の学びは、異なる立場や世代のひとたちが一緒に学び合うことから始まります。
主催者サイト
未来の先生展2018
http://www.mirai-sensei.org/
(写真は過去の未来の学びと持続可能な開発・発展研究会のフォーラム・イベントです。)